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金剛(こんごう)は、日本海軍が初の超弩級巡洋戦艦として発注した金剛型の1番艦〔#達明治45年5月p.6『達第五十八號 英國ニ於テ建造ノ伊號装甲巡洋艦ヲ金剛ト命名セラル 明治四十五年五月十八日 海軍大臣 男爵 齋藤實』〕〔#艦艇類別等級表(昭和16年12月31日)p.5『艦艇類別等級表|軍艦|戦艦|金剛型|金剛、榛名、霧島』〕。イギリスに発注された最後の主力艦である〔#死の商人121頁〕。2度の改装後は高速戦艦として、太平洋戦争でも活躍した。なお金剛は、日本海軍が太平洋戦争で使用した唯一の外国製日本戦艦でもあった〔ただし、前弩級戦艦であった敷島型戦艦朝日が工作艦として太平洋戦争に実戦参加している。〕。 == 艦名の由来 == 金剛の艦名は奈良県と大阪府の境にある金剛山にちなんで命名された。 計画時の名称では「伊号装甲巡洋艦」と呼ばれ装甲巡洋艦として計画されていたが、建造中に巡洋戦艦に艦種変更され金剛と命名された(日本海軍の命名慣例については日本艦船の命名慣例を参照)〔。戦艦には旧国名が命名されることが多いが、金剛が戦艦に艦種変更されたのは第一次改装中の1931年(昭和6年)6月1日付であり、竣工当初は巡洋戦艦であったためである。艦名の由来にちなみ艦内神社は金剛山鎮守として崇敬された建水分神社の分霊が勧請されていた。また金剛は、日本の主力艦として初の超弩級艦であると同時に、改修に改修を重ねたのちは快速を誇る「高速戦艦」として、第二次世界大戦期には旧式化していながらも盛んな活躍を見せた金剛型戦艦のネームシップでもある〔。現代の海上自衛隊では、開発国アメリカ以外では世界初となるイージス艦のこんごう型護衛艦1番艦「こんごう」にその艦名が受け継がれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金剛 (戦艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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